ご一緒できること
中古住宅詳細調査
家を診て、家を直す
「住宅医」になるためには、建築士であることが条件で、住宅医スクールを修了し、実際の改修を行って検定会に合格しないとなれません。持っているだけの資格ではなく、実務に即しているという点に共感したこと、講師の先生方は木の魅力を引き出す設計をされていることもあり、ぜひ学んで実践していきたくスクールに入りました。
スクールは、実務に携わる建築士が多く、機会に恵まれ、実際の詳細調査に加わって経験を積むことができました。学びの場と実践の場が同時進行で進んでゆきます。
ちょうどタイミングよく、詳細調査から改修工事につながる建て主様にお会いすることができ、設計実績の「住み慣れた場所を心地よく」でご紹介したプロジェクトにて、住宅医の検定会を受けて合格しました(当設計室の太田陽貴は、2017年4月より住宅医です)。
住宅医や、スクール修了生による地域のネットワークがあり、私は「関東住宅医ネットワーク」のメンバーです。このネットワークのチームで詳細調査を行います。
豊富な知識と経験を持った建築士のチームで、一日かけて調査し、報告書にまとめ上げます。その後は、個々の建築士、私の方で改修計画をまとめて、ご提案する流れとなっています。
調査診断の費用と目安
一次診断(劣化診断)※
- 診断項目:劣化診断
- こんなときに:中古住宅売買時の建物検査・維持管理時の定期点検
- 一般的な費用(目安):5~10万円程度
二次診断(耐震診断)※
- 診断項目:劣化診断、耐震診断
- こんなときに:耐震性能を知りたい、耐震補強計画の前に
- 一般的な費用(目安):10~15万円程度
三次診断(性能向上診断)※
- 診断項目:劣化診断、耐震診断、温熱省エネ、維持管理、バリアフリー、火災時の安全性
- こんなときに:大規模リフォーム計画の前に、性能向上リフォームの前に
- 一般的な費用(目安):20~30万円程度
※既存住宅インスペクションガイドライン(国土交通省)に基づく分類