ご一緒できること
オリジナル照明製作
手づくりで、オリジナルなものは、一つとして同じものはないという魅力。
製作するときは、不思議と手で泥をこねている感覚でつくっています。
素材特有の魅力を引き出せたらと思います。
moondrops
- 月のしずく、という意味。
- 建築家DROPDESIGN清水氏から、ご自身設計の自邸のキッチンのペンダントとして注文があり「DROP=しずく」にちなんだ作品をつくりました。
- 骨組みはなく、漉いた和紙を立体的につくったものです。
- シェードの下部は熱の放出も兼ねて、卵の殻を割った雰囲気の開口部を設けています。
- 複数のペンダントを、開口部の向きをまちまちにして垂れ下げると、開口部から漏れる光の方向も変えることもでき、空間にアクセントをつくります。
デザイン・製作 | ヒダマリデザイン設計室 |
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器具製作 | 栄興電器 |
tumugi akari
(アカリ・イマージュ2017出展作品)
ご縁から生まれたあかり。一本の糸のように、一つ一つのご縁を「紡ぐ」あかりの意味も込めて、「tumugi akari」と命名。
DROPDESIGN清水氏より、設計中の住宅の階段吹抜けに合うあかりをつくってほしいという依頼がありました。結城紬の織物作家、花田氏の布であかりがつくれないかという話になり、清水氏と共に花田氏の元を訪れ、生地の選定をしました。
生地は、シンプルな柄で白地のものを選択。構造は、布地のよさを最大限に引き出せるように単純な構造体としました。花田氏は、着物だけではなく、新しい柄の織物や小物作りにも意欲的で最近ではモンゴルのカシミヤと結城紬を融合させた織物にも挑戦中だといいます。今後も、あかりの素材としてコラボレーションできたらと楽しみです。
結城紬とは、茨城県結城市を中心とする鬼怒川沿いの地域から生産された、伝統的な絹織物。真綿から手紡ぎした糸を使い、藍染めによる括り絣を施し、地機(じばた)という原始的な手織機で織り上げたものが、本来の結城紬となります。
デザイン・製作 | ヒダマリデザイン設計室 |
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器具製作 | 栄興電器 |
※現在、西川材ショールームにて、サイズ違いの作品を展示中。
まちあかり
(アカリ・イマージュ2018出展作品)
木のプリーツという素材を生かし、曲面を魅せるあかり。下から覗くと、飯能市の形になっています。上下の組子風の模様は、上は光を透過して天井に陰影が出るようになっており、下は和紙の骨組みとしても機能し、模様の陰影をつくりながら光を拡散させています。
デザイン | ヒダマリデザイン設計室 |
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シェード製作 | 株式会社サカモト |
器具製作 | 株式会社クラマタ産業 |
材料・製作協力 | 雑貨&カフェkincoa |
※現在、西川材ショールームにて、展示中。
アカリ・イマージュ
「アカリ・イマージュ」は光の楽しさを伝えるための活動です。アカリ・イマージュ実行委員会(代表 TOKYO DESIGN PARTY 長根寛氏)は、照明デザイナーを中心としたボランティアによる任意団体で、2003年より活動している団体です。毎年テーマを変えた展示が面白く、近年では東京ビックサイトでの展示として展開しています。
ご縁があって、私は2011年から実行委員として参加しており、展示のお手伝いや機会があれば出展させていただいております。